【まとめ】ONE PIECE謎・伏線・考察ブログ

【まとめ】ONEPIECEの謎・伏線・考察をUP

バギーの「正体」はアイツの息子?悪魔の実や懸賞金は?本名はキャプテン・バギー?【元ロジャー海賊団・元七武海】【バギーズデリバリー】

『ワンピース』序盤から登場し、今なお存在感を発揮するキャラが「バギー」。本名は未だに不明ですが、ピエロの格好をした海賊。バギーの実力はかなり弱い部類に入るもの、何故かいつも周囲や運否天賦に恵まれて大きな名声を得てる海賊。

 

バギーは「バギーズデリバリー」の座長


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バギーとは海賊派遣会社「バギーズデリバリー(BD)」の座長。現在もバギー海賊団(バギーアルビダ連合)の船長を兼任してるはず。バギー海賊団の副船長はモージ、参謀長はカバジ。彼らはバギーズデリバリーでも同様に幹部。いろいろあって元バロックワークスのMr.3も仲間。

 

バギーの異名は「道化のバギー」「千両道化のバギー」。道化っぷりが極まってるせいか、最近は後者で呼ばれることが多いか。海賊船はビッグトップ号。年齢は39歳。バギーの出身はグランドライン。声優は千葉繁。英語読みは「BUGGY」。

 

そのためバギーの名前の読み方はもともと「ブギー」だった。でも『ワンピース』の作者・尾田栄一郎がとある映画で同名のキャラを見たためバギーに変更したそう。他にも麦わらの一味のゾロが当初はバギー海賊団の用心棒として登場する予定もあった。


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バギーは『ワンピース』の中でも超序盤に登場した敵の海賊。覇気やギア2など体得してなかったのが影響してたとは思いませんが、ルフィの麦わら帽子に傷を付けた唯一の人物。ルフィの麦わら帽子が傷付けられたのは最初で最後。そう考えるとバギーはやり手。


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○バギーは「最強の強運」を持つ元七武海

 

バギーは『ワンピース』序盤でルフィとの戦いに敗北後、同じくルフィに敗北したアルビダと手を組む。その後、キャプテン・ジョンのお宝を探すためにグランドラインのとある洞窟に突入。しかし、そこは海軍の駐屯所だったため捕縛され、インペルダウンに運悪く収監されてしまう。


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一方、インペルダウン収容時にバギーはポートガス・D・エースを救出しにやって来たルフィと再会。実はバギーはエースとグランドラインで既に会ってたりするんですが、ルフィたちに引っ付くカタチでバギーは運良くインペルダウンから脱獄することに成功。


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ただ何故かバギーはルフィと共にインペルダウン脱獄犯の首謀者とされ、凶悪な囚人たちから尊敬の眼差しを浴びてリーダー視される。またマリンフォード頂上戦争ではルフィを最終局面で運良く救出するなど、バギーの名声は留まることを知らず。


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この時の囚人たちが母体となって「バギーズデリバリー」を結成し、その圧倒的な組織力に目をつけた海軍から打診されて王下七武海に加盟。他にもルフィが倒した敵も手柄におさめるなど、バギーは「超絶的な強運のみ」でのし上がってきた。


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バギーの現在の懸賞金額は?

 

実際、バギーはかつて海賊王のゴールド・ロジャーが率いたロジャー海賊団の出身。だから海賊人生の初っ端からブーストがかってた状態。ロジャー海賊団に入った経緯は後述しますが、バギーは踏んだり蹴ったりの展開は多いものの結果的には幸運続きの人生を送る。


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当然、気になるのは懸賞金額。元ロジャー海賊団にして元七武海という肩書やインペルダウン脱獄の首謀者という功績を考えたら、最低でも億超えでもおかしくないものの、バギーの懸賞金はわずか1500万ベリー。下から数えたほうが早い。


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実際、今まで生き残れたのがまさに奇跡に近いほど、バギーは正直弱い。まさに妥当な金額。このバギーの懸賞金を見れば他の海賊も「現実」を直視できそうなもんですが、バギーは「王下七武海」だけあって懸賞金額は初登場時でストップしたまま。

 

やはり運否天賦と天性の口八丁手八丁で数々の困難を乗り越えてることを踏まえると、既に七武海が撤廃された現在はもっと不相応に跳ね上がってると考えて良さそうです。麦わらの一味のウソップですら2億ベリー。率いる組織の規模感を考えたら最低でもバギーの現在の懸賞金は15億ベリーは硬いか。


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バギーは元ロジャー海賊団だったがラフテルは未到達

続いては「ロジャー海賊団時代」の過去を考察。

 

前述のように、バギーは「元ロジャー海賊団」のメンバーでした。とりわけ現在は四皇の赤髪のシャンクスとは「ケンカするほど仲が良い」を地で行くようなマブダチの関係でした。バギーの名声に一役買ってくれたのも「シャンクスとの関係性の濃さ」が奏功。


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ちなみに、ロジャー海賊団はラフテルに到達してますが、バギーが高熱を出したことでシャンクスも同じくラフテル到達前に離脱してて足を運んでません。

 

当時はまだ二人が元ロジャー海賊団だったとは描かれていませんでしたが、バギーの初登場時から元ロジャー海賊団という構想はあったと考察できそう。シルバーズ・レイリーも当初からしれっと登場してましたから、初期の構想からバギーは重要人物だったっぽい。


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○バラバラの実を食べたタイミングは?謎のお宝の地図の正体は?

 

ちなみにバギーとシャンクスが言い争ってる場面は、ロジャーがラフテルを目指す航海の途中だったことが判明。具体的にはウォーターセブンを出港した直後。このタイミングでバギーは後述するバラバラの実(悪魔の実)を食べてしまった模様。


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また同タイミングでオーロ・ジャクソン号の船内で「巨万の富が眠ったお宝の地図」をバギーは拾ってることでも有名。


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このお宝の地図はラフテルの地図という考察もあるようですが、最終的にバギーは宝の地図を消失してしまってる。ラフテルの場所はロードポーネグリフ(の4枚の写し)に記されてる。もしラフテルを示す地図であれば、一枚でも失えばラフテルにロジャー海賊団は到達できてなかったはず。

 

だから、「ラフテルの場所≒海底説」もバギーの一連の行動から改めて否定できそう。でも強いて言えば、キャプテン・ジョンのお宝の地図だった可能性があります。このときの未練をバギーは未だに引きずっていて、ラフテルより優先させて狙っているのかも?

 

この謎やバラバラの実の能力については後述。

 

 

○バギーたちは「赤ちゃん」の頃にロジャーに拾われた?

 

結論から書くと、バギーとシャンクスは赤ちゃんの頃にゴールド・ロジャーたちに拾われていた模様です。


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例えば、ロジャーの「赤ん坊なんて久しぶり」という発言やレイリーの「昔を思い出すな」という発言からほぼ確定的。当時のロジャー海賊団にバギーたちより若いメンバーはいなかった。十年一昔とは言ったもので、当時10代半ばだったバギーたちが赤ちゃんの頃に拾われた可能性が高い。

 

そのためバギーとシャンクスは「幼馴染」や「旧友」といった間柄ではなく、ほぼ実質的には「義理の兄弟」という深い関係性で表現した方が適切だった模様。さながらバギーとシャンクスは、ルフィとポートガス・D・エースやサボといった深い間柄でした。


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【衝撃過去】バギーはロックス海賊団で生まれた?

 

続いては「バギーの父親の正体」を考察。

 

まずおさらいしておくと、バギーの年齢は39歳。前述のように、バギーらはロジャー海賊団に赤ちゃんの頃に拾われてる。一方、38年前に勃発した戦いが「ゴッドバレー島事件」。バギーの出生のタイミングと見事に符号します。


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ゴッドバレー島事件とは、ロジャー海賊団が当時最強のロックス海賊団を海軍中将ガープと共にフルボッコした戦い。


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ロックス海賊団にはカイドウやビッグマム、白ひげ、金獅子のシキなど後の四皇となる海賊が多数在籍してたものの、デービーバックファイトで強制的に集めた付け焼き刃の仲間だったからか、結果的にロックス・D・ジーベックは死亡。


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一方、ゴッドバレー島では天竜人が何かしらの実験や計画を秘密裏に進めていたとされる曰く付きの島でした。ゴッドバレー島も詳細は不明ですが最終的に消滅して、現在はこの世に存在しない。かなり謎多き事件であり場所。

 

要するに、バギーはロックス海賊団の誰かのメンバーとして生まれたものの、その直後にロジャー海賊団に襲われて父親は死亡したか、運悪くバギーとは離別してしまったのではないか?そこで哀れに思ったロジャーがバギーを拾ったのではないか?

 

前述のように、バギーの生まれの海は「グランドライン」。ゴッドバレー島はもちろんグランドラインに位置する。弱小バギーが弱小の海(東の海)で生まれてなかった理由も「ゴッドバレー島」を軸に考えたら全て説明できるのではないか?

 

【父親】バギーは「キャプテン・ジョン」の息子?

そして、バギーはキャプテン・ジョンのお宝を狙っていたことは周知の事実。根拠はないですが、前述のようにバギーが喜んだ謎のお宝の地図もキャプテン・ジョンに関するものだった可能性もありそう。

 

例えば、インペルダウン編ではルフィが身に着けていた「トレジャーマーク」をバギーがもらったシーンも有名。一方、このキャプテン・ジョンもロックス海賊団の元メンバーだったことが最近判明したばかり。


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つまり、もしロジャーにゴッドバレー島で拾われていた場合、バギーがキャプテン・ジョンのお宝を追っていた理由は「父親の足跡」を追っていたのではないか?実際、まだ未到達のバギーがラフテルよりキャプテン・ジョンの宝を優先させるのは不可解な話。

 

そして、ルフィがキャプテン・ジョンのトレジャーマークを不自然なまでに長期間(コミックス4巻分)着用してた理由も、これは全て『ワンピース』を代表する最強のモブキャラ・バギーの父親の秘密に関わるからではないのか?


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実際、キャプテン・ジョンの名前はコミックス20巻台(空島編直前)の時点で登場してる。相当意味深。ここまでロングパス的な伏線を描くということは、相当衝撃的な過去が隠されてる裏返し。バギーとキャプテン・ジョンの関連性は想像以上に深そう。

 

本名は「キャプテン・バギー」で確定か?

 

例えば、バギーは部下から「キャプテン・バギー」と呼ばれることが多かったですが、実はこれは異名ではなく「バギーの本名」だったのではないか?仮にキャプテン・ジョンの息子と仮定しても、本名が「バギー・ジョン」だとしっくり来ない。

 

バギーがバラバラの実を食べる前後に失った宝の地図も、前述のようにキャプテン・ジョンに関するものであれば全て繋がる。もちろんバギーが「実の父親」と知った上で探し求めてるかは不明ですが、それも「運命」という一言で片付けられそう。

 

 

悪魔の実】バギーの「バラバラの実」はどんな能力か?

 

続いては「悪魔の実」を考察。

 

結論から書くと、バギーの悪魔の実は「バラバラの実」。自分の肉体をバラバラに分解することができる能力。バラバラに分解した身体はそのまま自在に操作することが可能。 


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当初は主人公・ルフィの悪魔の実の候補にもあっただけあって、実は意外と優れてる部分も多い。

 

バラバラの実の最大の強みは「実質的な飛空能力」が備わること。

 

足が地面にさえ付いていれば(そもそも足だけは飛ばせない模様)、操作できる空間は決まってるものの、そのまま上半身は空を飛ぶことも可能。ダンジョンや洞窟で高い位置に隠されたお宝などを拝借するときにも、バラバラの実は役立ちそう。


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○バラバラの実は「肉弾戦」の延長線上に過ぎない?

一方、バラバラの実には一体どんな必殺技がが隠されているのか?

 

まず最初の技は「バラバラせんべい」。分離した下半身をそのまま回転させながら、遠くの敵を攻撃する技。下半身が煎餅状に見えることが技名の由来か。回転がメインの技だと思うので独楽(こま)でも良かったんでしょうが、語呂が悪かったか。


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他にも「バラバラ緊急脱出」といった技もあります。敵に攻撃されそうになると、身体を高速でバラけさせる技。バラバラの実は数センチ単位で身体を細かく分解することも可能なので、実は「倒しにくい」という意味では最強クラスの悪魔の実


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他にも「バラバラ砲」や「バラバラフェスティバル」「バラバラカー」「空中錐揉み大サーカス」などがあります。

 

バラバラの実は「あくまで自分の身体を分解する」だけなので実質的には肉弾戦の延長線上に過ぎないとも言えそう。ニコ・ロビンのハナハナの実に近い性質があり、最終的には「能力者の強さ」が最後は物を言いそう。

 

そのため、バラバラの実の「弱点」は身体のパーツを奪われると為す術もないということ。しかもバラバラに離れても肉体の各パーツは感覚が通じ合ってるもんだから、まさにくすぐりは地獄。自分なら海中に沈めてやりますね。


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○【バギー玉】バラバラの実は「仲間を繋げる能力」もあった?

一方、前述のようにバギーは何故か強運に恵まれており、気付くと周囲に人が集まってる傾向がある。もちろんバギーはDの一族ではないものの、ルフィと同様に不思議と仲間を集める力に長けている様子。


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ちなみに、バギーは「バギー玉」と呼ばれる技もあります。バギー玉の威力は凄まじく、町を消し飛ばせるという噂。インペルダウン編ではバギー玉は更に小型化され、バギーの靴に「特製マギー玉」が披露されております。

 

だから、バギーの攻撃はバギー玉(マギー玉)がメインなのかも知れない。バギーがどのタイミングで再登場するか知りませんが、ベガパンクやフランキーの手によってバギー玉のさらなる改良改造も期待されるか?


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バギーは次期海賊王となるのか?

最後は「次期四皇説」を考察していこうと思います。「ラフテル≒Laugh Tale説」が確定したこともあって、これまでネット上でささやかれていたバギーの未来も素直に実現化される可能性もゼロではないか。

 

○バギーは最低でも四皇に上り詰める?

一方、四皇説はどうなのか?

 

実は「バギー四皇説」の根拠となる伏線もコミックス25巻の表紙に描かれてる。シャンクスは当時から四皇でしたが、後に黒ひげは四皇に上り詰める。ルフィも五皇と呼ばれるなど実質四皇にのし上がる。ヤギも五皇という数を表現してた?


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つまり、ここで「バギーの存在」が描写されるのは不自然すぎる光景。もちろん工事現場のオッサンもしれっと描かれてますが、黒ひげとルフィの「その後」を考えたら消去法的にバギーも同様に四皇と呼ばれる日が来てもおかしくない。

 

仮にワノ国でビッグマムとカイドウが二人とも倒れた場合(二人が負ける姿は想像しにくいですが)、四皇には「ちょうど二人分の空席」ができる計算。その一つに既に五皇に陣取るルフィが入って、残り一席をバギーが食い込む可能性もありそう。

 

現在バギーは七武海の座を追われて、根城にしていたカライバリ島を海軍に取り囲まれてる。さすがにどういう経緯で四皇に上り詰めるかは不明ですが、『ワンピース』最終盤では何が起きてもおかしくないでしょう。バギーはいずれまたやらかしてくれるはず。


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今後のバギーの同行が気になりますね♪