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ロックス海賊団まとめ【謎・考察・伏線】

「ワンピース」90巻にて名前のみが初登場し、95巻にて徐々に全貌が明かされはじめた「ロックス海賊団」。政府により存在を抹消されるほど凶悪な彼らの正体は、一体何者なのでしょうか……?


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本記事では、ロックス海賊団のかつての構成メンバーや歴史を振り返り、未だ謎だらけの彼らに関する考察・解説をしていきます!

 

ロックス海賊団の正体とは?歴史を振り返ろう!↓【ネタバレ注意】↓

 

まずはじめに、ロックス海賊団に関して2021年現在判明している情報をまとめてみます。これらの情報は、ワンピース95巻にてセンゴクの回想で語られました。

 

 

 

・40年以上前に存在し、最強の名をほしいままにした伝説の海賊団

 

・「海賊島ハチノス」に「とある儲け話」によって集められた海賊団


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・「ゴッドバレー事件」にて「ガープ」と「ロジャー」によって打ち負かされ、壊滅した

 
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・世界の禁忌に触れすぎたために「世界政府」が存在をもみ消した

 

・メンバー同士の仲が悪かったため後世に語り継がれることはなかった 


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ロックス海賊団は海賊王「ゴール・D・ロジャー」の前の時代に君臨した最強の海賊団でした。彼らを倒したことでロジャーは最強の座に、ガープは「海軍の英雄」という異名を手にしたといえます。


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ロックスの名前が初めて登場したのはワンピース90巻でした。このとき詳細は語られず、ガープの口から「ロジャーの前は間違いなく奴らの時代じゃった」と語られています。


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このときファンの間ではロックスとは「ROCKS(ロックス)」の頭文字(イニシャル)を持つ5人の「海賊同盟」なのではないかと予想されていました。しかし、これは後に「ロックス・D・ジーベック」という1人の人物であることが判明し、予想は間違いであったことがわかりました。

 

ロックス海賊団船長「ロックス・D・ジーベック」とは? 


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ワンピース95巻にて、センゴクの口からロックスの本名が「ロックス・D・ジーベック」であることが明らかになりました。名前からわかる通り、Dの一族であったことが判明しています。

 

Dの一族に関しては未だに謎な部分が多いですが、ロックスも世界の秘密に大きくかかわる人物だと思われます。

 

ロックスの懸賞金は2021年現在明かされていませんが、ロジャー以前の海賊たちの頂点と呼べる存在だったことを考えると、相当に高い額であったことが想像できます。

 

ロジャーの懸賞金は55億6400万ベリーです。海賊史上これより高い懸賞金額は存在しないとのことですが、ロックスはそれに近い懸賞金が懸けられていたと考えられます。


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しかし、ロックスはすでに故人であることがセンゴクの口から語られています。死の理由として考えられるのは前述の「ゴッドバレー事件」でガープまたはロジャーの手で命を落とした、もしくは海軍に捕まり処刑されたということですが、2021年現在、定かにはなっていません。

 

ロックス海賊団のメンバー一覧!カイドウにビッグマム、金獅子も……⁉

 

以下、かつてロックス海賊団の船員であったメンバーの一覧です。後に「四皇」になる人物や歴史上に名を残す大海賊たちで構成されていました。メンバーの詳細も次からの段落で紹介します

 

・カイドウ

・ビッグ・マム

・白ひげ

・金獅子のシキ

・キャプテン・ジョン

・王直

・銀斧

 

四皇である「黒ひげ」と「シャンクス」はメンバーとして明言されていません。何らかの関りはあったかもしれません。シャンクスはロジャー海賊団の船員ですが、この時代にはまだ少年なので戦いに参加している可能性は低いと考えられます。


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ロックス海賊団メンバー1:カイドウ


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カイドウは、現四皇の1人です。「百獣のカイドウ」「この世における最強生物」と称されるほど実力を持つの凶悪人物です。強い自殺願望を持ちながらも、自身でも死ぬことのできないほど屈強な肉体を持っています。


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悪魔の実の力で、巨大な龍の姿に変化し、空中を滑空、口から火炎を放射するなど、規格外の能力を有しています。


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懸賞金額は46億1110万ベリーで、2020年現在、生存するキャラクターの中で最高額であると考えられます。


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ロックス海賊団メンバー2:ビッグマム(シャーロット・リンリン)


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ビッグマムもカイドウと同じく現四皇の1人です。肉体も同じく屈強で、並の攻撃では傷ひとつ付きません。判明している懸賞金額は43億8800万ベリーです。


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悪魔の実「ソルソルの実」の能力者で、他人の魂(生命エネルギー、寿命)を奪い、無機物や動植物に与えて意思を持たせることができます。特に、自分の魂を雷や炎に与え、天候を操ることもできることから非常に強力な能力と言えます。


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どうやらカイドウに対して一生の借しがあるようで、詳細は明らかでないですが、同じロックス海賊団の船員であったときに関わるものだと考えられます。


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ロックス海賊団メンバー3:白ひげ(エドワード・ニューゲート)


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白ひげ(エドワード・ニューゲート)も若い頃、ロックス海賊団のメンバーでした。白ひげは頂上戦争で故人となりましたが、海賊王・ロジャーと肩を並べるほどの大海賊です。懸賞金は50億4600万ベリーでした。


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白ひげは「グラグラの実」の能力者で、地震を引き起こして島ごと揺らしたり、大きな津波を発生させることが可能です。


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白ひげは「人に従わないやつが集まるとろくなことにならない」というふうなことを口にしており、ロックス海賊団時代のことはあまりいい思い出ではないようです。

 

 

ロックス海賊団メンバー4:金獅子のシキ


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金獅子のシキは、ロジャーや白ひげと並ぶ大海賊でした。ロジャーの処刑前にマリンフォードにてガープ、センゴクの2人を相手に戦いましたが、その際に捕縛されインペルダウンに投獄されました。しかし、その後脱獄に成功し、初めての脱獄囚となりました。


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「フワフワの実」の能力者で自身や触れたもの(生き物は除く)を宙に浮かせることが可能です。その能力から「空飛ぶ海賊」という異名で呼ばれています。

 

ロックス海賊団メンバーであることが判明しましたが、姿は原作では登場せず、劇場版ワンピース「ストロングワールド」でルフィ達の敵として登場しています。


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ロックス海賊団メンバー5:キャプテン・ジョン

 

キャプテン・ジョンは、「ワンピース」47巻にてモリアのゾンビ兵として登場しています。莫大な財宝を持つ伝説の海賊で、バギーがその財宝を求めて苦闘する姿が描かれています。


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ゾンビ兵の姿で登場していることからすでに故人であるため、今後の「ワンピース」のストーリーに関わってくる可能性は低いと考えられます。

 

ルフィはモリアと対峙した流れでキャプテンジョンの持つ財宝の手がかりとなるトレジャーマークを入手し、その後それは、インペルダウンでバギーの手に渡っています。


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「王直」「銀斧」の正体とは⁉ シャッキー? バッキン?【考察】

 

まずは「ワンピース」95巻にてセンゴクの口から初めて名前が登場した「王直」と「銀斧」について。これまでの海賊たちと同じように伝説級の海賊であるようですが、彼らの詳細は明らかになっていません。

 

読者の間で予想されている「王直」と「銀斧」がそれぞれ「シャッキー」、「バッキン」である可能性を考えます。

 

シャッキーはシャボンティ諸島で「ぼったくりBAR」の店主をしている人物です。レイリーと親しくしており、ロックス海賊団の活動時期である「40年以上前」に海賊をやっていたことも本人の口から明らかになっています。


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シャッキーは落ち着きがあり、ただ者ではないような雰囲気から、このような予測が立ったものと考えられます。海軍中将であるガープに追われていた過去や、質問コーナー「SBS」でも詳細を作者が渋っている様子があるので、可能性は十分にあるでしょう。アマゾンリリーの元皇帝であるという説と重なり、「王直」がシャッキーではないかと考えられています。

 

一方のバッキンは自称「白ひげの愛人」、七武海のウィーブルの母親として登場しています。かつて白ひげと同じ船に乗っていたということはマルコの口から明らかになっています。

 

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しかし、これらの予想に特に根拠はなく、実力者のような雰囲気もありません。「王直」か「銀斧」であればマルコの口からそのことも語られるはずなので、可能性は低いと思われます。

 

ロックス海賊団のメンバーはデービーバックファイトで引き抜かれた⁉【考察】

 

前述で紹介したようにロックス海賊団のメンバーは実力者ぞろいであるが、個性が強く、「仲間殺し」が起きるほどメンバー同士の仲が悪いという特徴がありました。


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そのような我の強いロックス海賊団のメンバーはどのように集結することになったのかというと、彼らメンバーはデービーバックファイトで引き抜かれた可能性があります。


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デービーバックファイトは船と船員を賭けて戦う海賊同士のゲームです。「ワンピース」32巻、33巻、34巻ではルフィとフォクシーがデービーバックファイトで戦いました。


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デービーバックファイトが生まれた島「海賊島ハチノス」でロックス海賊団のメンバーはかき集められたことも事実として判明しています。このときにデービーバックファイトが行われたかどうかは不明ですが、可能性としてはあり得るでしょう。

 

ロックス海賊団はメンバーが個性的であり仲が悪かったとのことですが、それもデービーバックファイトにより集められた海賊同士であったということなら説明がうまくつきます。

 

ロックス海賊団崩壊!「ゴッドバレー事件」でのガープとロジャーの真意とは⁉

 

 

ロックス海賊団は38年前、「ゴッドバレー」という島でロジャー海賊団と手を組んだガープ率いる海軍と戦い崩壊しています。そしてゴッドバレーは今は地図から消され、実際にも跡形も無くなってしまいました。


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なぜロックスはこの地で戦いを挑み、ロジャーやガープは迎え撃ったのでしょうか。

 

未だに詳しいことは判明していませんが、ガープは天竜人を守るために戦ったそうです。「ゴッドバレー」は直訳で「神の谷」。天竜人の定住地は聖地マリージョアですが、この島にも天竜人が住んでいた、もしくは天竜人にとって重要ななにかがあったのかもしれません。

 

結果的にガープはこの件で、不本意ながら天竜人を救い、「海軍の英雄」と呼ばれるようになりました。宿敵であるロジャーと手を組み、軽蔑する天竜人のために戦わなければいけないほど、かつてのロックス海賊団は凶悪であったと考えられます。

 

おそらくロジャーにとってもそれは同じで、海賊王を目指す上でロックスは確実に倒しておかねばならない敵だったのでしょう。センゴクの口からも「ロックスはロジャーにとって最初で最強の敵」と表現されています。


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ロックスの目的は「世界の王」になることでした。そこで神と評される天竜人を抹殺することを目的として戦いを挑んだのかもしれません。またゴッドバレーは世界政府が隠したかった島であるため、「ゴッドバレー事件」以降地図上から跡形もなく消されてしまっています。

 

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ゴッドバレーには世界の禁忌ともいえる何かがあったのかもしれません。ロックスはそれを知っており、それに触れるために、この地に赴いたことも考えられます。

 

ブルックが語った「恐ろしく強い同業者」はロックス海賊団だった⁉

 

麦わらの一味の1人であるブルックは、かつてルンバー海賊団に所属しており、「偉大なる航路(グランドライン)」に進出していました。


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「ワンピース」46巻では、彼らルンバー海賊団は「恐ろしく強い同業者」に出くわし一味は全滅、ブルック自身も一度死んでしまったと語っています


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このような出来事が起こったのはブルックがルフィたちと出会う50年前のことです。ロックス海賊団が全盛を誇ったのは40年ほど前なので時期が若干異なりますが、「恐ろしく強い同業者」が白ひげ達が入る前のロックス海賊団であったのかもしれません。


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大海賊時代と呼ばれる前のこの時代にも凶悪な海賊は数多くいたでしょうから、これだけで「恐ろしく強い同業者」=ロックス海賊団と決めつけることはできませんが、今後ブルックの因縁の海賊団の正体が明らかになることを期待しましょう。

 

 

黒ひげはロックスの意思を継ぐ者⁉今後の展開を大胆予想!

 

黒ひげこと「マーシャル・D・ティーチ」とロックスには共通点がいくつかあります。まずは同じDの名を持っていること。


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また、黒ひげは現在、ロックス海賊団が結成された「海賊島ハチノス」を拠点としています。インペルダウンでメリットを提示し、大雑把に戦力を増やす点もロックスと類似しています。


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さらに黒ひげの海賊船の名前は「サーベルオブジーベック号」という名です。直訳で「ジーベックの剣」ですから、ロックスの意思を継ごうという思いの表れとも解釈できます。


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以上のことから黒ひげはロックスの息子であるという可能性が浮上します。姓が違いますが、エースと同じように母方の姓を現在は名乗っているかもしれません。「ゴッドバレー事件」の当時、黒ひげは2歳なので、息子として十分考えられる年齢です。


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相対するように、主人公のルフィはロジャーと言動が似ている節が描かれています。黒ひげが今後、ロックスと同じく「世界の王」になるために大きな戦争を引き起こすとしたら、ルフィと戦いをくり広げることになるかと思われます。


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ロジャーの意思を継ぐルフィとロックスの意思を継ぐ黒ひげの戦いが今後どのように描かれるのか非常に楽しみです。


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本ページでは、「ワンピース」ロックス海賊団の考察・解説をいたしました。

 

ロックスの名や意思は今後のワンピースのストーリーにも大きく関わってくるかもしれません。今回紹介した謎がどのように明らかになっていくのか、楽しみに読んでいきましょう。


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