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火拳のエースまとめ・復活?ワノ国登場【伏線・謎・考察】

ポートガス・D・エースのプロフィール


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火拳のエース(ポートガス・D・エース)は、ルフィの義兄で、白ひげ海賊団の2番隊隊長です。かつては自身が船長をつとめる「スペード海賊団」でその名を馳せ、王下七武海に勧誘されたほどでした。

 

後に白ひげ海賊団の一員となった彼は、白ひげ(エドワード・ニューゲート)を「オヤジ」と呼んで慕い、背中には白ひげ海賊団の海賊旗のマークをタトゥーにして入れています。自分が海賊王になりたいのではなく、白ひげを王にしたいという心酔っぷりです。


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エースはアラバスタ編で初登場しました。食事をしたまま深い眠りについたり、平然と食い逃げをしたり、その破天荒ぶりは義弟ルフィと似ています。


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しかしアラバスタでルフィと別れる際には、麦わらの一味に「弟をよろしく頼む」と告げるなど、兄らしい一面もあるキャラクターです。


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エースの生い立ち

 

エースは海賊王ゴール・D・ロジャーとポートガス・D・ルージュの間に生まれました。海賊王に関わりのある人物はすべて罪人として処刑されるため、ルージュはエースを20ヶ月も身ごもり続け、彼の存在を隠そうとしたのです。ルージュは、人間の体の限界を超えた出産に耐えられず、エースが生まれてすぐに亡くなってしまいます。


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ロジャーに「おれの子を頼んだ」と言われていたガープは、ルージュの出産を見届け、エースを山賊のダダン一家に預けることに。エースは、大悪人から生まれてきた自分の存在と、父ロジャーを恨むようになりますが、ルフィとサボの2人の存在に救われます。


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杯を交わして義兄弟になった3人の絆は大変強いものでした。彼らは自由を求め、それぞれが海賊になることを目指して修行の日々を過ごします。そしてエースが17歳のときルフィより先に海へ出て、のちにスペード海賊団を結成しました。


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マリンフォード頂上決戦編

 

エースはアラバスタ編での初登場時から、白ひげ海賊団の中で仲間殺しをした裏切り者・黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)を追っていました。ついに黒ひげを見つけたエースは、彼と戦闘を繰り広げることになります。この戦いは「バナロ島の決闘」と呼ばれ、結果的にエースは敗北。黒ひげが七武海になるための実績のために、海軍へと引き渡されました。


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罪人たちが収容される海底大監獄インペルダウンに、エースも収監され、処刑を待つ身に。


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ルフィは、義兄エースを助けるためにインペルダウンに乗り込みますが、間に合わず。その後エースの処刑が執行されるマリンフォードに向かい、白ひげ海賊団と海軍本部による「頂上戦争」に参戦します。


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マリンフォードには世界の最高戦力が集結し、大規模な戦闘を繰り広げました。そして白ひげ海賊団やルフィたちの活躍で、エースは無事に救出されるのです。あとは仲間と共に逃げるだけ、という状況まで好転していきますが、海軍大将サカズキ(赤犬)が白ひげを侮辱するとエースは足を止めます。


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サカズキと戦いを始めるエースですが、能力の相性が悪く苦戦。そしてついにサカズキの拳は、義弟ルフィまでも襲うのです。


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エースは、ルフィに向けられたサカズキの一撃から、身を挺して守ります。結果、彼は体を貫かれてしまい、ほどなくして命を落としてしまいました。


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彼は最期に、「鬼の血を引くこのおれを、愛してくれてありがとう」と、白ひげやルフィたち全員に言い残します。ファンの間で語り継がれる、「ワンピース」指折りの名シーンです。


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「メラメラの実」の能力者・火拳のエースの強さ

 

エースは「メラメラの実」を食べた能力者です。自然系(ロギア)の悪魔の実であるため、体が炎そのものであり、覇気や海楼石での攻撃以外は効きません。また、自身の炎を自在に操って攻撃でき、呼び名にもなっている「火拳」は、5隻以上の海賊船を一撃で海に沈めてしまうほどです。


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ルフィによれば、エースが17歳になって海に出る時までは能力者ではなかったそうです。ルフィはすでに「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になっていましたが、それでもエースには敵わなかったそう。能力なしでも十分強かったようです。


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エースの懸賞金は5億5000万ベリー。白ひげ海賊団の隊長としては少し低いような気もしますが、新世界編以前のキャラクターの中では、トップクラスの額になります。エースは黒ひげとの戦いでは負けてしまったものの、少ない戦闘シーンでその強さを十分見せつけました。


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ここから、そんなエースの技を紹介していきます。

 

火拳(ひけん)

エースと言えばこの技「火拳」です。自身の通り名にもなっているこの技で、エースを討ち取ろうとした海賊たちの船を一掃しました。

拳を炎に変えて、敵にぶつける技です。シンプルゆえに、その威力の強さはエース自身の実力を表しているといえます。


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陽炎(かげろう)

エースがアラバスタ編で使用した技が「陽炎」。この技は、炎の塊を飛ばすという長距離型の技です。

 

「メラメラ」と同じく自然系(ロギア)に属する「モクモクの実」の能力者であるスモーカー。当時覇気を使えなかったルフィは、スモーカーに苦戦を強いられます。エースは、ルフィを捕まえようとするスモーカーに対し、陽炎を放ちました。


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蛍火(ほたるび)/火達磨(ひだるま)

エースが、白ひげ海賊団を裏切った黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)に対して放った技が、「蛍火」と「火達磨」です。

 

まず「蛍火」で、手の平から小さな炎の玉をたくさん作り出し、相手を囲います。そしてそれらを一気に相手にぶつけ、爆発のように、相手を文字通り「火達磨」にしてしまう連撃です。


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炎帝(えんてい)

こちらも黒ひげに対して放った技です。勝敗を決する場面で使用したことから、自身最大の必殺技だと思われます。

 

片手に大きな炎の塊を作り出し、それを相手にぶつける技です。その大きさや炎の光は、まるで太陽のようで、「ヤミヤミ」の能力を有する黒ひげは「太陽か、闇か、勝者は1人だ」と言い表しています。


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2人が戦っていた島全体に、エースの炎と黒ひげの闇がぶつかり合う衝撃音が大きく響きます。島の周囲の海には、波紋が広がるほどでした。


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エースは生存or死亡?ワノ国編ではもしかして?

 

エースは、マリンフォード頂上戦争でサカズキに体を貫かれ、死亡します。その後、戦争を止めに来たシャンクスによって白ひげと共に埋葬されることに。しかし埋葬されるシーンが描かれていないことから、実は死んでいないのではという説があるのです。


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しかし1度は完全に体を内側から焼かれてしまったエースが、その後生きていたとは考えづらいですね。あるとしたら、何者かの能力によって復活するか、もしくはエースの意志を継ぐ者が現れるか、のどちらかではないでしょうか。


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黒ひげ海賊団の1人カタリーナ・デボンは、「イヌイヌの実」幻獣種モデル九尾の狐の能力者です。彼女は能力によって、すでに死んだと思われるアブロサムに化けて見せました。彼女なら、エースにも化けることができるかもしれません。エースの「姿」が復活することは十分あり得ますね。


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また、ワノ国編ではお玉という少女が登場します。彼女はエースに救われた過去があり、彼をとても慕っている様子。もしかしたら過去編で、エースの活躍が描かれるかもしれませんね。


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もしくはワノ国編で登場した「トキトキの実」の力によって復活するという説もあります。しかしこの能力は、過去には戻ることが出来ないということが明らかになっているので、可能性は低いでしょう。


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悪魔の実の能力によってエースが復活するということは、今のところ期待できなさそうですね。しかし、彼の姿だけの登場や、既出ではない悪魔の実の能力によってエースが登場することは、ありえなくはなさそうです。

 

エースが実際に「ワンピース」で再登場を果たすか、定かではありません。しかし、彼の復活を望む噂が多いことは事実。それだけ人気の高いキャラクターであるということが分かりますね。


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火拳のエース・ヤマトとの最新エピソードが明らかに!

 

『ワンピース』999話にて、エースの生前の姿が描かれました。エースとの過去を語ったのは、百獣のカイドウの息子・ヤマトです。


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ヤマトは昔、カイドウの首を取りに鬼ヶ島にやってきたエースと出会ったことがありました。その時鬼ヶ島にカイドウはいなかったものの、ヤマトの強さに興味を持ったエースは彼に戦いを挑みます。互角の戦いを繰り広げながら2人は会話し、似た境遇にあったためか意気投合。


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さらにエースが白ひげ海賊団にいた頃の日常の描写もあり、白ひげや黒ひげ、マルコ、イゾウとのやりとりも描かれました。そんな過去のエースを思い出したマルコの目には涙が浮かんでいます。


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また、エースはヤマトに弟(ルフィ)の存在を伝えていたことが明らかに。長い時を経た兄弟の絆も垣間見ることが出来た貴重な回でした。


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エースのタトゥーにはある人物の名が?

 

エースの左腕にあるタトゥーは、自身の名のスペルであるACE。しかしAとCの間には、Sに×印がついた1文字があります。 当初はスペルミスだろうと思われていましたが、ここに物語の伏線が隠されていたかもしれません。


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エースとルフィには、もう1人の義兄弟サボがいました。しかしサボは、彼らよりも先に海に出ようとし、運悪く出会った天竜人の船に砲撃を浴びせられました。サボが死んでしまったと思ったエースはタトゥーに彼の名を入れていたのではないか、という説があるのです。

 

サボはSに×をつけた印を自分の海賊旗として考案していました。 そのことから、エースが初めにしていたタトゥーは「AS・L」であり、自身の海賊団を立ち上げたころに修正を加えたのではないか、という説が説得力を持つのです。

 

実際に過去編で3人は、ASLという自称を使用しています。この説が本当だとしたら、尾田栄一郎の構想力には驚愕ですね。尾田先生は、伏線を作り物語に広がりを持たせるのが得意なので、ありえなくはないかもしれません。


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エースの帽子に描かれている2つの顔

 

エースのトレードマークの1つは、ハット型の帽子です。その帽子のつばの上には、2つの顔を模したアクセサリーがあるのは気づいていましたか?


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1つはニカッと笑った顔、もう1つは目と口をひん曲げ、なんとも言えない表情の顔です。

 

このアクセサリーに描かれていた2つの顔は、あるシーンの伏線になっていたのかもしれません。

 

マリンフォード頂上戦争で海軍大将サカズキ(赤犬)に討たれ、絶命寸前のエース。彼は、白ひげ海賊団の面々やルフィたちに向けて、最期に感謝の言葉を遺します。

 

そしてついに、彼の命が消えゆく寸前。エースは泣き顔でつっぱった「への字」の口をして、最後はニコッとほほ笑んでから倒れるのです。


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この表情の移り変わりが、アクセサリーの2つの顔とソックリでした。もしかしたら、これも伏線だったのかも......、と話題になったものの、尾田栄一郎が単行本の質問コーナーで、偶然であることを明かしています。

 

 

【結論】火拳のエースによって「ワンピース」のストーリーがより充実した!

 

 

 

今回は、主人公ルフィの義兄であり、物語の重要人物である火拳のエース(ポートガス・D・エース)について紹介してきました。

 

 

 

主人公ルフィのくじけず前向きな姿勢は、エースによる影響が大きいといってよいでしょう。泣き虫だったルフィを守り、兄として多くのことを背中で教えたエース。ルフィのように破天荒な部分もありますが、男らしく、芯の通った人物です。


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彼にまつわるエピソードは、「ワンピース」の中でもファンに大人気です。その生い立ちや男気溢れる人物像が描かれた名シーンの数々は、何度読み返しても涙を誘います。

 

この際に、もう1度エースのエピソードを読み返してみてはいかがでしょう。


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